「エッ!?」
「ドユコト??」
【KIJIMA TAKAYUKI】の独創的でトリッキーな帽子を数々見てきた僕も、さすがにlこの帽子には驚いた。
まあ見ての通りですよ。
上質なラビットファーのハットとコーデュロイのキャップが合体。
と言うか上質なハットに無理矢理キャップが寄生しているかのような違和感。
ものスゴイ発想である。
...とここまではこの帽子の不思議さを語ってきたのだが、更にスゴイのはこの帽子をかぶった時。
ちゃんと帽子として成立しているというか、キャップ側でもハット側でも、実にカッコ良くおさまるのだ。
見た目のトリッキーさをはるかに凌駕する帽子としての完成度。
これこそが【KIJIMA TAKAYUKI】にスゴさである。
《BRAND》
KIJIMA TAKAYUKI
様々な事柄から伝わる時代の空気感を、独自の視点とバランス感覚で取り入れ、「スタイリングで生きるデザイン」をコンセプトに置くハットブランド。
デザイナーの木島隆幸は、帽子デザイナーの第一人者である平田暁夫氏のもとで、オートモード(オートクチュール)の技術を学びキャリアをスタートさせた。国内外の様々ブランドとのコラボレーションを展開している。