《DETAIL》
これほどScyeらしい雰囲気を感じさせるアウターも無いのでは。
パッと見は、言わずもがな「バ×アー」である。表面はまるでオイルド素材、コーデュロイのラベルもモトネタは丸わかりである。
そのアレンジメントがいかにもScyeらしい。裏地がはみ出てしまったかのようなチェックは実は、表地が切り換えられている。そして本来の裏地は、深みのある赤。着ている時はおろか、脱いでハンガーやイスに置かれているシーンさえドラマチックな一品だ。
《BRAND》
Scye
イギリスのテーラリングを基礎に置いており、そこに現代的な解釈を加え、再構築することでクラッシックとモダンが融合した新しいスタイルを提案。表層的なデザインのみならず、カッティングや内部構造にも配慮した着心地がよく、馴染みやすい服作りを特徴としている。